
我慢汁で妊娠する確率は?成分や精子との違いを解説!多い場合の対処法も
我慢汁で妊娠する確率はどれくらいあるのでしょうか。けっこう気にしている人が多いですよね。
また、我慢汁の成分や精子との違いを比較しました。
我慢汁が多い場合の対処法や、出ないときの出し方も解説しています。
目次
我慢汁で妊娠する確率は〇%!意外と少ない理由とは
我慢汁で妊娠する可能性はどれくらいなのでしょうか。
今回は我慢汁で妊娠する確率について書いていきたいと思います。
ポイント本来、我慢汁自体には精子は含まれていないため、妊娠する確率はゼロといえます。
ですが、実際には我慢汁のなかに精子が混ざってしまうことがあります。
前立腺のうしろの精管膨大部に蓄えられている精子が、射精前に尿道にあふれ出し、我慢汁に混ざって排出されることがあるのです。
精子が一匹でも膣に侵入すれば妊娠の可能性はゼロではないため、我慢汁で妊娠する可能性はゼロではないということになります。
本来尿には精子が含まれていないけど、尿検査で精子が含まれることがあるのと同じ原理です。
実際に、科学誌「Scientific American」によると、我慢汁による妊娠の確率は載っていませんでしたが、外出しでの妊娠の確率は最大4%となっていました。
我慢汁に含まれる精子の量は、我慢汁の量と比例しているわけではありません。
尿道から出るその我慢汁に含まれる精子の量が多いか少ないかは分かりません。
よって、我慢汁で妊娠する可能性があるかどうかは分かりづらいのです。
中出ししていないのに妊娠してしまった原因で、我慢汁が取り上げられることがありますが、厳密にはそれは正解ではありません。
精子が漏れて出てしまったり、射精直前に膣からペニスを抜くタイミングが遅れてしまったことが原因ということはあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BF%E9%81%93%E7%90%83%E8%85%BA%E6%B6%B2Scientific American
https://www.scientificamerican.com/article/can-you-prevent-pregnancy-with-the-pullout-method/
我慢汁と精子の違いとは?!多くの人が誤解しているポイント
我慢汁と精子の違いについて書いていきたいと思います。
我慢汁と精子はともに、性的興奮や刺激によって分泌される分泌液となります。
我慢汁は透明で、少量だと尿と見間違えてしまうかもしれません。
乾燥するとツヤのある白色に変化します。においはほとんどなく、味は少々しょっぱいです。
我慢汁は男性が性的興奮すると分泌される、弱アルカリ性で粘性が強い液体です。
ポイント酸性に弱い精子の生存率を高めるために、酸性である男性の尿道や女性の膣内を中和し洗浄する役割をします。
また、射精するときに精子が尿道をスムーズに通れるようにする潤滑油の役割もあります。
精液は、乳白色と透明の液体が混ざった、粘性の高い液体です。
ポイント射精後の精液が白いのはたんぱく質によるものですが、時間が経つとたんぱく質分解酵素であるセリンプロテアーゼによって分解され、透明で水っぽい液体に変化します。
また、射精直後の透明な液体は、精嚢腺からの分泌液です。
においは「栗の花」「漂白剤」と言われることが多いです。
味はひとによって違いがありますが、苦みや甘み、塩味などと言われています。
外だしなら妊娠しないと誤解しているひとは多いと思いますが、我慢汁に精子が混ざっている場合もあります。
なので、射精する直前にコンドームを着けても遅すぎです。
また、外だししても子宮の近くだと100%子宮に到達しないとは言い切れません。
我慢汁の成分や味、臭いはどんな感じ?
我慢汁の成分や味、臭いは一体どんな感じなのでしょうか。
我慢汁は正式名称が「カウパー腺液」といい、射精する前などにちんこから出てくる液体のことです。
我慢汁の成分はアルカリ性なので、通常、弱酸性の男性の尿道内や女性の膣内を中和し、アルカリ性にする働きがあります。
セックスのとき、ちんこと膣の摩擦を和らげる働きもあります。
ポイント見た目は無色透明の粘液で、臭いは無臭、味は少々しょっぱいです。粘度が少しあり、皮膚に付いたあと糸を引くように伸びます。
塗り広げて表面積を増加させると乾燥しやすいですが、水分を加えるとほぼ元の状態に復活します。
乾燥すると光沢のある白色に変化するので、濃い色の服などに付くと目立つことがありますが、指を水で濡らしてこすると目立たなくなります。
我慢汁の量は個人差がありますが、通常は、性的興奮のレベルや、興奮している時間に比例します。
コンドームを着けて長時間セックスをする場合、コンドームとちんこの間に我慢汁が満杯になり、コンドームが取れやすくなってしまうので要注意です。
我慢汁の分泌は性的興奮を伴うので、通常ちんこは勃起している状態です。
ポイント短時間で性的興奮した場合は、我慢汁は勃起が収まってきたころにだんだん出てきたり、また、軽い性的興奮の場合、完全に勃起をしていなくても出ることがあります。
寝ているときの勃起は性的興奮が伴わないので、我慢汁は分泌されません。
我慢汁が出ない時の出し方、増やし方でおすすめはコレ!
我慢汁が出ないときの出し方や増やし方でおすすめの方法をご紹介します。
そもそも我慢汁はどうすれば出るのかというと、女性の愛液とほぼ一緒で、精神的に興奮したり身体に快感を感じると分泌されます。
ポイントなので、我慢汁が出ないときの出し方で一番効果的なのは、感じるところを集中的に攻めることです。
亀頭が弱いなら亀頭を徹底的に、裏筋が弱いなら裏筋を徹底的に攻めましょう。
弱いところを集中的に攻められれば、嫌でも我慢汁が溢れてしまうでしょう。
フェラや手コキ、乳首攻めなど、さまざまな前戯を組み合わせれば、さらに我慢汁が溢れ出ること間違いないでしょう。
ところが、たまに我慢汁がまったく出ない男性もいます。
そうすると、もしかして気持ちよくないのかなと心配になってしまいますよね。
そこで、まったく我慢汁が出ない男性のための出し方をご紹介します。
まず大事なのは、ムード作りです。
初めからいきなり我慢汁を出させるのは無謀です。
いつもより甘い言葉をささやいたり、言葉攻めしたりと、とにかく興奮を高めることが大切です。
ところで、我慢汁は精液と同じく男性ホルモンにコントロールされています。
つまり、男性ホルモンが増えれば我慢汁の量も増えます。
ポイント男性ホルモンを増やすためには栄養のある食事を摂り、適度な運動をし、亜鉛などのサプリを摂取することが効果的です。
もし我慢汁が出ないと出し方に悩んでいる男性は、不摂生な生活をしていないか振り返ってみましょう。
我慢汁が多い。大量にでて困っている時の対処法
我慢汁が多い!大量に出て困っているかたのために、今回は対処法や減らす方法について書いていきます。
エッチするときに、性的興奮によって、女性は男性を受け入れやすくするために濡れます。
ポイントただし、濡れてしまうのは女性だけではなく、男性も同様に、射精をするまえに潤滑剤の役割をする我慢汁が出ます。
ただ、我慢汁が多く大量に出てしまうと、パンツがビショビショになってしまったり、ダラダラと垂れてしまったりするので、恥ずかしいですよね。
我慢汁が多い、大量に出てしまう原因は主に、性的な刺激に敏感だったり、性行為をあまりしていなかったり、ストレスや心因性によるもの、そしてホルモンバランスの影響もあります。
我慢汁の量は、複雑なホルモンバランスで調整されているため、薬剤でホルモンバランスを調整することもできます。
生活習慣を改善することが一番身近にできる方法ですが、生殖機能に問題がある場合もあるので、多すぎて心配な場合は病院で受診することもおススメです。
オナ禁で我慢汁は増える?減る?真実を暴露!
オナ禁中は我慢汁が増えるのでしょうか、減るのでしょうか。
僕も心配になったときがあって、オナ禁と我慢汁について徹底調査したので書いていきます。
ポイントオナニーを禁じる「オナ禁」を行うと、「モテフェロモン」と言われている「テストステロン」の分泌が増えるため、最近オナ禁をしている男性が増えているようです。
「テストステロン」とは男性ホルモンの一種で、日常的に分泌されるものですが、分泌量が増えると周りに女の子が寄ってきたり、この男性に抱かれたいと思われたりする「モテフェロモン」です。
生物学的にいうと、オスはフェロモンを分泌してメスを呼び寄せ、生殖行動をします。
交尾後はオスはフェロモンの分泌を終えます。
つまり、オナ禁をすればフェロモンの分泌量が抑えられることもなく、女性の前で分泌し続けられるので、女性にモテるのです。
ただ、男性の身体は一定の間隔で精子を分泌する働きがあるため、オナ禁中はふとしたことで我慢汁が出てしまうことがあります。
我慢汁がパンツについて困る。そんな時はコレ!
我慢汁がパンツについて困っているかたのために、対処法を書いていこうと思います。
男性も性的興奮したときに我慢汁で濡れてしまいますが、パンツや、さらに量が多いとズボンにまで染みてしまい、悩んでいるかたも多いと思います。
そんな男性陣のために、今回は我慢汁がパンツについたときの対処法をご紹介したいと思います。
そもそも、我慢汁が出るのを自分の意志でコントロール出来ればいいのですが、精液は出来ても我慢汁はできないでしょう。
そのため、出てしまったあとに、我慢汁がパンツについた対処をするしかありません。
ポイント一番簡単な方法は、ちんことパンツのあいだにティッシュをはさんで、パンツが濡れるのを防ぎます。
トランクスだとティッシュが固定されないので、ボクサータイプが良いでしょう。
ティッシュだとずれてしまって結局我慢汁でパンツが汚れてしまう・・というかたもいます。
その場合、少し買いづらいかもしれませんが、女性用のおりものシートやナプキン(極薄・超薄型)を貼るのもおすすめです。
ドラッグストアやコンビニで買いづらいかたは、ネットスーパーなどを利用すると良いでしょう。
それでも女性用は買いづらいかたは、男性用尿漏れパッドがおすすめです。
こちらもトランクスには付けられず、ボクサータイプやブリーフなどに付けられます。
少々面倒ですが、パンツをこまめに取り換えたり、2重にはくという方法もあります。
我慢汁のまとめ
我慢汁について解説しました。まとめてみると、
コンドームを着けずに外だしするのは、妊娠する可能性がゼロではないことは覚えておく必要があります。
また、我慢汁は透明で無臭、味は少々しょっぱいという特徴があります。
我慢汁が多くて困っているなら、我慢汁は基本的にコントロール不可です。
ティッシュをはさむ、おりものシートやナプキン、男性用尿漏れパッドをつける、パンツをとりかえる、パンツを何枚もはくなどの対策がおすすめです。
我慢汁はコントロールできないので、うまく対処して付き合っていきましょう。
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